しばらく前からVirtualBoxを使っていますが、年末にVersion4.0がリリースされています。Parallels WS、VMWare Fusionのライセンスも持っていますが、それらと遜色ない出来になっていると思います。
もともとSun Microsystemsが作っていたプロプライエタリなソフトウェアだったのですが、途中からオープンソース化されて、GPLが適用されるオープンソースエディションと、PUELという評価用ライセンスが適用されるスタンダードエディションに別れてリリースされていました。Oracle(SUNがOracleに買収されちゃったので)のページからダウンロードできるバイナリはPUELが適用されるプロプライエタリ版のみとなっており、オープンソース版は機能がかなり制限される上に自分でコンパイルする必要がありました。
ですが、Version4.0では、VirtualBox本体はGPLが適用されるオープンソースのみとなり、従来PUEL版にのみ含めれていた機能もかなり盛り込まれています。PUELが適用されるのは、USB2.0対応などが含まれた機能拡張パッケージのみとなります。
正直、SUNがOracleに買収されたので、VirtualBoxがどのような扱いになるかは不安だったのですが、とりあえず良い方向に進んでいるようで一安心です。
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